今年も「まちデコ」
合板加工の開発工場 株式会社センエイの間﨑です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
近畿 関西 大阪 岸和田で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
今年の夏も真っ盛り。ギラギラ照りつけるなにわの太陽の下、今年も秋のイベントへの準備は深く静かに潜航しています。
株式会社センエイは、過去3年にわたり、大阪の街を彩るイベント「まちデコール」に参加し、そのなかで端材の活用や合板用途の開発にチャレンジしてきました。私たちが、日々調達して加工し、お客さまにお届けしている合板には、現在の用途以外にもさまざまな可能性があるはずです。
工場の生産性よりも材料の歩留りを重視して、少しでも捨てる部分を少なくしようというスタンスで生産活動に臨んでいる現状も、骨の髄まで使いこなすという境地にはまだまだ遠い道のりです。イベントへの参加から、単なるリサイクルではない、アップサイクルという考え方に触れることができましたが、実践はというとまだまだこれからです。
継続は力なり。工場・倉庫の片隅にある合板に新しい命を吹き込むには、それらが使われる現場が必要です。そしてそれは、一時的な展示よりも、しばらく使っていただける形態が理想です。
お客さまのショールーム、異業種の知人の工場、社員自宅リビングのリフォーム、建築やデザインを学ぶ学生さんへのサンプル提供、本社の玄関まわりの模様替えなど、あらゆるチャンスを駆使して施工事例を積み重ね、合板加工の開発工場を活性化していきたいのです。