火の用心
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 品質・技術室の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
皆様はこのニュースをご存知ですか。
<展示物火災で5歳死亡 神宮外苑イベント「木くずから作品に火」>
11月6日に発生したこの事故(事件)は木くずと白熱球が原因とされています。一方、
当社は、木材加工を主業務としているため、毎日大量の木くずを発生させており、またこれからの時期には別工程ではありますが、同じ工場内でヒーターを設置することがあります。つまり、当社も決して他人ごとではないのです。さらに、昨年のこの時期には当社周辺にて多数の火災やボヤ騒ぎが発生しており、そのうちの一件はほぼ1週間ににわたり消火活動を強いられるものもありました。
当社では、これを受けて消火器表示の見直しに着手しました。消火器の管理自体は確実にされているのですが、表示は工場で周囲を見渡した時にどこにあるか見つけにくい場所が少なからずありました。また、各工場で表示の書式が違い、不要になった消火器使用法表示板を貼り付けているところもあれば、ポップ体で印刷した表示をそのまま貼って、劣化しているところもありました。そこで右下の「赤地」、「白文字」、「ゴシック体」、「ラミネート加工」を全社統一書式とし、高さも3~4mの高さで表示することで、遠くからでもわかりやすくなりました。
もちろん、火事を起こさないことが一番ですが、万が一の場合にパニックとなって被害拡大となるのを防止できたと考えます。
皆様も、空気が乾燥していますので、火の元には十分お気を付け下さい。