車はあかん!今日は大阪サミットや
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 製造技術本部の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています
6月の大阪はサミットに向けて物々しい雰囲気に包まれていました。サミット会場周辺は数週間前から100人規模の警官が危険物の捜索や警備を実施しており、右を見ても左を見ても警官だらけ。1週間前になるとそれが大阪市内へと波及し、駅の改札口には警官が最低でも1人は立っており、街中には裏通りを歩いていても警官に遭遇するような警備体制でした。その結果、何事もなくサミットが閉幕したことは、大阪市民にとっては何よりだと思っています。
ただ、これだけの警戒態勢になるとやはり住みづらい感じは否めません。交通規制によって、本来分散するはずの人の流れが電車に流れたのは至極当然の結果です。外出を控えた方も多くいらっしゃいましたが、大阪市内の小中高校は休校になり、結果4連休。木曜日には駅でキャリーバックを引く親子連れが目につきました。高速バスが運休になったのでバスで空港に行くビジネスマンや国内旅行者は電車に乗り、空港行きの電車は通常の5割増しの混み具合に感じました。また、市内の駅やショッピングモールに設置しているゴミ箱やコインロッカーが使用禁止になり、29日土曜日にとあるショッピングセンターのフードコートを利用した際には、店員がゴミ袋を持って回収されていました。
では、規制された車のほうですが、ニュースでもありました通り、55%交通量が減り、かなりガラガラ。市内は検問などで不便があったようですが、当社周辺も同様に交通量が減り、なおかつ検問などもほとんどなかったため、車で通勤する多くの当社職員はいつもよりも快適に通勤できたと聞いています。大阪では連日、西川きよしさんがナレーションをつとめるタイトルのフレーズ(CM)がテレビから流れていました。ここまで繰り返し言われたら「しゃあない」となったのかもしれません。
それぞれに、市民や府民に良くも悪くも影響が出たサミット。ただ、計画的にかつ事前に準備を進めていたことが、パニックになることなく無事に閉幕した要因ではないかと思います。私にとっては、事前の準備と繰り返し伝えることの重要性を認識したイベントになりました。