GREETING代表者あいさつ

代表取締役 間﨑 泰光

SEN-EIの想い

代表取締役 間﨑 泰光

株式会社センエイの本社および岸和田工場は、1964年(第1回東京オリンピック、新幹線開通の年)に埋め立てが始まった大阪木材コンビナートに位置します。

この地は木材町の名のとおり、木材輸入と加工の拠点として日本の高度成長期を支えました。原木輸入全盛の昭和の後期から、合板の大量輸入へと転換した平成の初期。そして改めて国産材活用が叫ばれる令和の時代においても、ここ岸和田は輸入・国産ともに合板流通拠点として栄えています。大阪泉州(センシュウ)で繁栄(ハンエイ)するという願いを込めた「センエイ」の社名の由来とともに、規模や形は変われど木材加工の町です。

主力のマテリアル事業部(旧積層部門)では、内外の有力合板メーカーから合板を調達し、お客様のご要望に応じて、切ったり、貼り合わせたり、厚みを調整したり、長くつないだりと、あらゆる加工を受け持っています。MDFやパーチクルボードなどとの組み合わせも含め、内装建材などの基材を中心に、ユーザー様の材料調達を請け負わせていただいています。お届けする製品が、お客様にとってのマテリアル(素材)というわけです。

またプロダクツ事業部では、合板塗装・乾燥の設備を大小3ライン保有しており、コンクリート型枠用のほか、仮設床用、コンテナフローリング用、冷凍船の内貼り用など特殊用途への対応を展開しています。基材となる合板と塗装加工の組合せは理論上無限であり、35年稼働し続けた塗装設備をさらに磨き上げ、あらたなニーズにもお応えしていく所存です。

世界中が大きく揺さぶられ、2度目となるはずの東京オリンピック・パラリンピックが見送られた2020年ですが、メーカーポジションでのあらたな開発商品の可能性を視野に、未来に向けた3本目の柱を育てていきます。

1973年以来、国内外の合板の加工販売を生業として、創業50年が目前ですが、これもひとえにお客様、仕入先様はじめ、各方面の皆様のありがたいご支援の賜物です。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

時代の激しい変化に喰らいついてでも自らの存在意義を見出し、ご期待に応えるべく精進してまいります。皆様には、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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