10月が終わりそうで
「10月8日は木の日です」と、お伝えするつもりでいたら、今にも10月が終わりそうで、3週間がびゅんと過ぎてしまった。そして来週には、世界で一番影響力があるはずの国の大将と、地元大阪の未来を決定づける、違う意味で大きな2つの選挙がある。
いずれも結構なレベルで自分にも影響が及びそうな気がするけれど、かなしいかな選挙権を持ち合わせていない。海の向こうのことはともかくとしても、大阪府民として地元の未来に何か物申す機会はないものかとも思う。
ところで4月が決算月の当社は、10月が上期の締めくくり。過日、係長以上を集めて方針発表会を開催した。「コロナのせいで」を禁句としたのは他ならぬ自分だから、そこには触れない。環境がどうあろうと、これまでご愛顧いただいたお客様をしっかりと守り、新しい挑戦にも踏み出していくことの同時進行。
奇策なんかないけれど、今までどおりにやっているだけではだめなことはわかる。というわけで少しばかりリスクを取ってもがいていたら、思わぬところから応援団が現れた。社員のみんなも奮起して、11月には合板塗装ラインでの新しいチャレンジが始まる。それとは別に、1年前に発足した社内改革の「整流化プロジェクト」にも、えいやとトライしたRPAがうまく絡まって、少し光明が差してきたみたい。
米国大統領選も、大阪都構想も興味深いけれど、やっぱりいちばん気になるのは自分の会社。足元をしっかりと固める話と、近未来のビジョンとをしっかりと実線でつなげていくことにこだわろう。
製造業と販売・サービス業。B to BとB to C。そんなシンプルな二極の構図では、とても語れないビジネスの新しい形が押し寄せている。今結論は出せなくとも、とにかくアンテナだけは張っておくとしたらSNSははずせない。アウトプットを意識したインプットを続けて行こう。
今年も残すところあと2カ月となって、ある方の人生戦略の言葉を思い出す。「1年を10カ月で設計して、残りの2カ月は未来への準備に使う」。我が身を振り返ると、まだまだやり残しの仕事が山とある。段取りの悪さを猛省しながら、ドタバタしない未来志向の12月を迎えるためにも、必死のパッチで11月を走り抜けよう。
その前にハロウィン? それなら映画「えんとつ町のプペル」。ビジネス脳をリフレッシュする意味でもお勧めです。あ、封切りはクリスマスでしたね。