令和3年の入社式
4月1日、今年も無事に新入社員の入社式を迎えることができました。
新人塩見君の元気な挨拶が素晴らしく響き、その真っすぐな初々しさに、「自分はまだまだ若い」と美しくポジティブな錯覚を抱いているボク自身を始め、先輩社員諸君ともども、大いなる勇気をいただいたのでした。
思えば昨年のこの日も、全員マスク越しの入社式でした。花粉症でもないのにマスクをつけるのが平装となってもう1年あまり。初対面の方とマスク越しのご挨拶をして、何カ月も後に、あらためて素顔を知ることも新しい日常になっています。
この1年、社内では「コロナのせいで」を禁句にしようを呼び掛けたまま、当社は今月末に決算を迎えます。ご依頼いただいた追加受注への対応のため、11月から2月にかけて多くの新しい仲間に加わってもらったことを思うと、目下のところ逆風どころか、ボクらは時代の恩恵に浴しています。
とは言えもう少し長いスパンで見ると、今年の新成人が124万人いるのに対し、おそらく今年の新生児は78万人にまで減るのだという情報からも、この先の人口減少だけは確実です。じわじわとやってくる逃れようのない変化に対し、ボクら年長者には、親子ほどの年代差がある仲間たちとともに、新時代を切り開いていく心構えが必要です。コロナの次にやって来るであろう環境の変化は、未だ予想不可能がとしてもです。
スピリチュアル界隈では、土の時代から風の時代に変わったと聞きますが、ボクらが歓迎するのは実需の木の時代。日本の国土が森林に覆われていることに、心から感謝したい思いです。
少し足早になりながらも、毎年必ず咲いてくれるソメイヨシノが気になって、エイプリルフールとは無関係に、今朝がた、日の出前に地元のシンボルに立ち寄りました。夜桜ならぬ明け桜をまとった岸和田城の写真をお楽しみいただければ幸いです。