株式会社センエイには、「マテリアル事業部」と「プロダクツ事業部」があり、部署の名称は、当社の加工物がお客様にとってどのような位置づけになるかによって名付けられました。
マテリアルmaterialとは「素材」
マテリアル事業部では、主に内装建材の芯材や基材を製造しています。
合板とMDFを貼り合せたり、合板どうしをつなぎ合せたり。それぞれの強度や耐久性、平滑性などを勘案して、できる限りご要望に沿った仕様をご提案します。
プロダクツproductsとは「製品」
プロダクツ事業部では、主に塗装合板を製造・販売しています。
ウレタンやフェノールなどの専用塗料を、ご要望のスペックや性能に可能な限り合わせてご提案します。
用途は当初のコンクリート型枠用から広がりを見せ、ユニットハウス床材や、コンテナフローリング、船舶用の特殊塗装合板など、品種は増え続けています。
安定した生産活動
国産合板、輸入合板、MDF、パーチクルボードなど、月間約6000立方メートルの原板を調達して、並列する3棟の工場に投入しています。
第1工場はカットや合板再生など。
第2工場は合板のウレタン塗装やフェノール塗装。
第3工場はカット、厚み調整、練り合わせなど。一見単純にみえて、実は緻密な加工を展開しています。
お客様や仕入先様とのパートナーシップのおかげで、日々安定的な材料入荷と製品出荷を続けております。
ちょっと特殊な加工内容
そして、地の利をフル活用
第3工場では、用途に応じた特殊な厚み・寸法の合板を調達。合板とMDFを複合するなど、調達材料と加工レベルとの最適な組み合わせを提供しています。
第1工場では、4メートルのカット工程のほか、ダメージ合板やフロア材をいったん素材に戻して、新たな用途に再生活用。
第2工場では、小規模ラインを駆使しての特殊塗装も。鉄道車両・船舶などの床にも対応。木毛セメント板の製造工程にも当社の特殊塗装合板が採用。
岸和田市木材町は陸海空に至便。阪神高速湾岸線で日本全国とつながり、泉北港、関西国際空港を通じて世界とつながっています。